ローレルタワー堺筋本町　ゲーテットガーデン、部屋編

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ローレルタワー堺筋本町は中央区久太郎町で近鉄不動産を中心とした5社が建設中のタワーマンションです。

前回は建物、立地、共用部を中心に解説しました。今回はゲーテットガーデンと部屋を解説していきます。

前回の記事はこちら

ローレルタワー堺筋本町建物、共用部編 - hannpannkunの日記

概要

名称　　　ローレルタワー堺筋本町

高さ　　　153m

戸数　　　511戸

階数　　　44階建

構造　　　鉄筋コンクリート造

　　　　　制振

建設者　　長谷工

建設主　　近鉄不動産

　　　　　大和ハウス工業

　　　　　名鉄都市開発

　　　　　九州旅客鉄道(JR九州)

　　　　　総合地所

管理会社　近鉄住宅管理

建築面積　792.95㎡

延床面積　21668.67㎡

その他　　分譲

ゲーテットガーデン

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ローレルタワー堺筋本町は関西初のゲーテットガーデンを備えたタワマンになります。ゲーテットガーデンとは敷地内にあるプライベートガーデンのことです。

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外から見たゲーテットガーデン冬バージョン

外からだと上部しか見えない

タワーマンションは敷地内に公開敷地(誰でも入れる緑化部)を設けることで、容積率の緩和を認めてもらいますが、大阪市内のほとんどの地域が容積率600%または800%となっていますが、中央大通り付近と御堂筋付近のみ1000%となっています。そのため中央大通り付近に位置しているローレルタワー堺筋本町は容積率1000%の地域に属しているため、容積緩和をほとんど受けることがなかったため公開敷地を設ける必要がなくなり、今回の入居者しか入れない完全プライベートガーデンが実現されたわけです。このようなタイプのタワマンはこの先ほとんど出てこないと思います。

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誰でも入れる公開敷地

画像はなんばセントラルプラザリバーガーデン

さらにすごいのが全ての四季を意識していることです。企画が斬新すぎる。

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春バージョン

桜の木を植えることで入居者に春を感じさせます。

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夏バージョン

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秋バージョン

桜の木の紅葉を生かしています。

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冬バージョン

松の木？を生かしてライトアップしたクリスマスツリーがいいですね。

東向きの低層階の方はゲーテットガーデンの影響で虫が多そうですが、ゲーテットガーデンの先は堺筋なので抜け感はいいです。

セキリュティ

ローレルタワー堺筋本町は4重セキュリティになっています。

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まずローレルタワー堺筋本町は塀で囲われているため塀に1つ目のセキリュティ、2つ目はロビーです。３つ目はエレベーター、4つ目が各部屋です。鍵はセンサーが付いており、セキュリティの前に来ると自動で反応するそうです。すごいの一言しか出ません。

商品構成

部屋割合表

1ローレルタワー堺筋本町

2シティタワー大阪本町

3MJR堺筋本町タワー

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50㎡未満の部屋が多すぎるような気がします。ただシティタワー大阪本町の部屋のほとんどが50〜70㎡に固まっているため。50㎡台は少なめです。80〜100㎡の部屋がエリア全体で少ないですね。ただ100㎡以上の部屋を多めに配置しています。シティタワー大阪本町を意識し、少しずらした商品構成になっています。

部屋

1LDK、2LDKはリビングイン住居が多いです。これは好みが別れますね。3LDKは廊下が長いです。これに関しては建築資材の高騰で部屋のスパンの自由度が無くなってきているというのが現状で仕方のない部分があります。そして全室にシューズインクローゼットが付いているのが特徴です。

1LDK

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45平米、まぁ普通ですね。このぐらいの広さの部屋が100戸近くあるのでどう売るんでしょうか？

2LDK

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53平米、どこのマンションにも言えることですがこの50㎡台の2LDKは収納がそこまで多くないです。メインの洋室の形がかなり歪ですね。

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64平米、これもリビングイン住居。収納も多めで、洋室の形も綺麗、この間取りはかなりいいですね。

3LDK

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低層階南東角部屋ですね。廊下が長い。角部屋は軒並み完売していますが、売れ残っている理由はこれでしょうね。

完売した部屋

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100平米南東角部屋、これも廊下が長い。ただ貴重な4LDKなので完売しました。

値段

値段はかなり魅力的で、坪単価は低層階が300万円、高層階が350万円ぐらいですが、かなりダイナミックな価格設定になっており、高層階南東角部屋には坪単価420万が付けられていました。そのことから、間取りによって坪単価はかなり違います。ただ近隣の新築マンションを見てるとまだ安めな印象です。特に低層階は地域最安値レベルです。大阪都心はどの向きでも人気なことから、西側が安い印象なので狙い目かもしれません。

モデルルーム

モデルルームも変わっているので取り上げます。内部はモデルルームと模型の部分以外完全個室となっています。個室は12畳の激広仕様で執務室兼商談室となっており、スタッフが仕事部屋に招待する体型となっています。また紹介映像もシアター室ではなく個室で見るシステムとなっています。この体系はドバイの不動産屋を参考にしたらしく、今後スタンダードな形式になるのではと思います。