ザ・パークハウス大阪梅田タワーは三菱地所レジデンス、他2社が中津駅付近で建設中のタワーマンションです。先日9月17日よりモデルルームが公開されました。ただ、現在は早期エントリー者のみの案内となっています。
概要
名称 ザ・パークハウス大阪梅田タワー
住所 北区中津1丁目2-10
階数 36階建
規模 173戸
構造 鉄筋コンクリート一部鉄骨造 免震
建築主 三菱地所レジデンス
JR西日本プロパティズ
建設者 熊谷組
管理会社 三菱地所コミュニティ
販売開始 2023年12月
引渡し 2025年12月
その他 分譲
立地
中津のタワーマンション群の中でも梅田側に位置しており、大阪駅、茶屋町、グランフロント、グラングリーンにも近いです。今後はグラングリーンの影響で資産性の高い物件となりそうです。
隣接地に阪急があるため、騒音があります。現地に行った感じ対策しないといけないぐらいの騒音でしたので騒音が気になる方にはお勧めしません。
周辺施設
写真 グラングリーン大阪(2024年一部開業予定)
OSAKA FOOD LABO(徒歩2分)
茶屋町(徒歩6分)
グランフロント大阪(徒歩6分)
ヨドバシカメラ/LINKS UMEDA(徒歩9分)
ルクア大阪/大阪ステーションシネマ(徒歩10分)
阪急うめだ本店(徒歩10分)
TOHOシネマ/阪急メンズ大阪(徒歩11分)
最寄駅
地下鉄中津駅徒歩2分
阪急中津駅徒歩6分
阪急大阪梅田駅徒歩6分
地下鉄梅田駅徒歩8分
JR大阪駅徒歩10分
建物
建物は白を基調としています。規模と階数を見た感じめちゃくちゃ細長いビルになりそうです。
北側と南側はアウトポール(建物の外面に柱)を採用しています。アウトポールを採用することで間取りの自由度が高まります。角部屋ではfix窓を採用しています。北西のみ角に柱があり、北西角部屋のfix窓がどのようになっているかは現時点では不明です。
夜は塔屋点灯をするみたいです。夜ビルの仲間入りですね。近くにブランズタワー梅田Northなどがあるためどれだけの影響力かは不明です。
耐震性
ザ・パークハウス大阪梅田タワーは免震を採用しています。免震は地下に設置したゴムなどを組み込んだ免震装置によって自身の力を軽減します。ゆっくり揺れるため一般的に耐震より、強度が強く、制振よりも室内での安全性が高いとされています、ただランニングコストが高く定期的な点検と装置の交換が必要なため、管理費が高くなる傾向にあります。
ブランド
ブランドは三菱地所レジデンスのマンションブランドであるザ・パークハウスになります。三菱地所は主に東京の大手町付近のオフィス事業をしている会社です。マンション事業の主戦場は東京です。大手マンションディベロッパーメジャー7のうちの一社であり、東京では人気ブランドです。大阪ではザ・パークハウス中之島タワーという大阪最大の物件を作り、ザ・パークハウスを知らしめました。東京での実績からか大阪でも人気ブランドとなっています。
ザ・パークハウス中之島タワー
ザ・パークハウス神戸タワー
今後の三菱地所レジデンスはグラングリーン大阪の2棟のタワマンを作り、心斎橋と上本町でタワマンを作る予定です。
共用部
この173戸という規模の割には豪華です。これで物足りないという方はブランズタワー梅田Northをお勧めします。
1階
エントランス、車寄せ
ライティングも綺麗で入り口がセットバックされていてめっちゃいいですね。
エントランスホール、ラウンジ
エントランスのラウンジ空間
グリーンプロムナード
コンシェルジュカウンター
ペットの足洗い場
タワーパーキング72台
2階、3階
自転車置き場
24階
ゲストルーム×1
見た感じパーティルームとしても使えそうですね。シンプルながらもおしゃれですね。
ワーキングスペース
35階
スカイテラス
グランドメゾン新梅田タワーThe Club Residenceにあるような淀川の花火が最前線で望めるテラスです。
部屋
全体的に余裕のある作りになっています。そのため、洋室やLDKなどが広く取られています。また、fix窓を採用しているところが多く、いい景色が望めそうです。
1LDK
南向き55平米。仕事場として使えるDENがあります。近年ではこの広さは2LDKとして作られることが多いので新鮮さを感じます。
南西角部屋60平米。
北西角部屋62平米。アイランドキッチンになっています。淀川を見ながら調理できそうです。
3LDK
24階より上の階しかなく、全て80平米以上という、かなりいかつい構成になっています。おそらく3LDKは40戸もないので希少性が高まり、早期完売が予想されるので検討する際は今すぐにエントリーすることをお勧めします。(ただ値段に関してはそれ相応の値段になっています)
プレミアムフロア
北西角部屋138平米。
南向き2方角部屋173平米。2方角部屋というのが珍しいですね。
花火
淀川の花火は西向きしかほとんど望めません。花火が見たい方は西向きの部屋がお勧めです。おそらくグランドメゾン新梅田タワーThe Club Residenceのようにスカイテラスで花火が見たい方は抽選になることが予想されます。
価格
価格は平均坪単価500万円を予想していましたが、平均坪単価460万円で落ち着きました。理由としてはこのマンションの構成として1LDK、2LDKが予想以上に多く、安いかったためです。
淀川の花火の見える西向きが高くなっている傾向にあります。
低層階に関しては広い部屋がないため、となり、ブランズタワー梅田Northと同じくらいかそれより安くなりそうです。間取りによっては割安感のでている部屋があります。ただ問題は3LDKで全ての部屋が25階以上にあり、しかも29戸しかないという商品構成になります。また、1番狭い部屋が84㎡となっており、3LDKの販売価格は1億6000万円〜となっています。
正直坪単価600万円はプレミアムフロアでも大阪ではなかなか見ない価格帯になります。
大阪の不動産価格はどんどん上がっていて、特に複数の再開発と新築タワーマンションが次々浮上している梅田、中之島はその影響が顕著に現れています。周辺物件の中古価格については後に説明します。
投資
グラングリーンの影響で買った値段より下がることはないと思います。少なくとも2030年代前半までは資材費高騰と外国人投資家の流入で大阪のマンションは高騰が続くと思われます。
低層階を中心に割安感のある部屋があるので、そこを狙うのがいいと思います。3LDKは投資目線でいくと、ザ・パークハウス大阪梅田タワーよりもブランズタワー梅田Northやザ・ファインタワー梅田豊崎の方がいいと思います。予算があるのであればグラングリーン大阪のタワマンもいいと思います。
南向きは阪急があるので永久に眺望が保証されます。ただ西向きはコインパーキングと古いビルがあるので今後再開発の可能性があります。北側は警察署とダイビルがあります。警察署は築年数が経っているため再開発の可能性があります。東側はビルがあるものの超高層ビルが建てられるほどの敷地がないので投資という観点から見れば南向き、東向きがおすすめです。
また今後、近隣にグラングリーン大阪the north residenceができることから中津、うめきたエリアに位置するマンションの価格の底上げが見込めます。
グラングリーンthe north residenceについては後に説明します。
グラングリーン大阪
グラングリーン大阪は旧大阪貨物駅北ヤードの西側部分です。東側部分は現在はグランフロント大阪、南ヤードはガーデンシティになっています。初期案はサッカー場などの案もあったらしいですが、敷地の半分が都市公園という緑の少ない大阪都心部のガーデン的存在になりそうです。街は南街区と北街区に分かれており、ともに商業施設、ホテル、オフィス、住宅があります。この影響で梅田付近の不動産価格はどんどん上がっており、外国人投資家の購入もあるみたいです。マンションも南街区に1棟、北街区に1棟でき、2棟できます。この2棟ともに大阪最高価格を更新する予定で、大阪全体のマンション価格に大きな影響を及ぼしそうです。
競合中古
@は坪単価
おそらく今後は広い部屋を中心に競合中古は下記よりも高い単価で取引される可能性が高いです。
ブランズタワー梅田North
築3年 653戸
低層階@450
高層階@540
東急不動産他数社が分譲した現中津、梅北エリア最高層、最大の物件です。共用部が豪華です。
ザ・ファインタワー梅田豊崎
築5年 312戸
低層階@400
高層階@500
ザ・セントラルマークタワー
築8年 415戸
低層階@360
高層階@450(予想)
競合新築
グラングリーン大阪The North Residence
総戸数600戸
階数46階建
積水ハウスを中心とした9社分譲
まだ詳細は不明ですが、大阪で2番目に価格が高いマンションになる、ブリリアタワー堂島を越えるスペック、20〜30億円の部屋がある、高層階の坪単価が1000万円越えなどの声が見られ。うめきた、中津周辺の相場を大きく変えるインパクトがありそうです。
参考文献
公式サイト
【公式】ザ・パークハウス 大阪梅田タワー|阪急「大阪梅田」駅徒歩6分|三菱地所レジデンス・安田不動産・JR西日本プロパティーズの新築分譲マンション
その他
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