先日、摂津市は千里丘駅前西側の再開発のタワマン部分に6月30日に大和ハウス工業、JR西日本不動産開発、フレジャースコーポレーション、関電不動産開発と特定建築者に関する基本提携を行ったと発表しました。
概要
住所 摂津市千里丘1丁目
高さ 127m
規模 335戸
階数 36階建
建設者 大林組
建築者 大和ハウス工業
JR西日本不動産開発
フレジャースコーポレーション
関電不動産開発
建築面積 6180㎡
延床面積 47250㎡
総事業費 258億5000万円
立地
千里丘は大阪までJR京都線で5駅、14分という抜群の利便性を兼ね備えています。近年ではJR京都線沿線では近鉄不動産や阪急阪神不動産が次々と大規模マンションを建てていますが、こういうタワーマンションは珍しいですね。
最寄駅
JR千里丘駅直結
建物
高さは127mで地域のフラッグシップ的マンションになりそうです。商業施設と駅に直結しており、利便性も資産性も高いですね。定借でなければめっちゃ人気が出そうです。大和ハウスなので定借ではないと願いたい!
商業部分
外観はクスノキをイメージした外観になっています。縦のラインの強調の仕方が大和ハウスが近鉄不動産と作っているローレルタワー堺筋本町にめっちゃ似ていますね。角の部分はプレミストタワー大阪新町ローレルコートに似てる気がします。
耐震性
このマンションは制振構造を採用します。制振は油圧式ダンパーなどで地震の力を軽減する方式です。制振構造は耐震構造よりも強度が強く、免震構造よりは室内での安全性は下がりますが、ランニングコストが低いため、免震構造のマンションより管理費などが安くなる傾向にあります。
施工は大林組で制振構造の施工に強い会社です。大阪では20本以上のタワーマンションの施工実績があります。特に特殊技術であるデュアルフレームシステム(DFS)は有名です。今回の物件にDFSが採用されるかは不明ですが続報を待ちたいと思います。
ブランド
ブランドはおそらく大和ハウスのプレミストになるのではないかと予想します。大和ハウスは本業である戸建て販売の実績がボロカスになっているため、新築マンション事業に本腰を入れており、主に大阪、東京でマンションを作りまくっています。JV物件にも積極的に絡んでおり、結構大和ハウスが絡んでる物件をよく見かけます。
プレミストタワー大阪新町ローレルコート(2018年)
プレミストタワー大阪上本町(2020年)
プレミストタワー靭本町(2022年)
JV物件
ブランズタワー大阪本町
ローレルタワー堺筋本町
近年のプレミストは高級感のある物件が多く、かなりいいマンションが多いので続報を期待したいです。
共用部
規模が335戸もあるのでそれなりに豪華になるだろうと予想します。ゲストルーム×2、ラウンジ、スカイラウンジ、ワーキングルーム、あたりは確定でついてくると思います。
部屋
戸数と延床面積を見た感じ広い部屋が多くなりそうです。ファミリー向けタワマンになることが予想されます。
価格
どうなるかは不明ですが、願望も含めて坪単価280万円ぐらいを予想します。
まとめ
梅田まで電車で15分のタワーマンション
商業施設併設
JR千里丘駅直結
高さ127m、総戸数335戸の中規模タワマン